駆け引きと嘘を制してゲームに勝て
謎解き制作団体「ゆうげん」が手がける「リアル嘘つきゲーム」。
ゆうげんが作り出す公演は他の謎解き団体の公演と一線を画して、独特な世界観が多く謎解きに拘りを持っている。
今回はそんなゆうげんが作り出した「リアル嘘つきゲーム」に参加した感想を載せる。
概要
プレイ時間
60分(説明解説込み120分+30分)
プレイスタイル
ホール型
人数
5人1チーム
料金
前売券:3,500円
当日券:4,000円
※学生は500円引き
公式ツイッター
https://mobile.twitter.com/yugen_nazo
リアル嘘つきゲームとは
これの元ネタは漫画「ライアーゲーム」をモチーフにしているとか。
では「ライアーゲーム」をざっくり説明すると、駆け引きや嘘が飛び交い、プレイヤーが囚人のジレンマに陥ってしまうゲーム。
そこに謎解き要素を織り交ぜた公演が、「リアル嘘つきゲーム」。
公演の感想
リアル嘘つきゲームには「20Cards」と「SHAPE CRAFTERS」の2公演がある。
どちらもライアーゲームらしく駆け引きや心理戦が求められ、ベースとなった「ライアーゲーム」の世界観を楽しむことができる公演。
元々は謎解き公演がベースなので、「ライアーゲーム」×謎解きのコラボ公演という印象を受けた。
謎解きがベースなので、原作を知らなくても充分楽しめる内容になっている。
ベースになっている謎も難易度や細かい拘りなどが、謎クラを満足させる内容になっている。
そして大謎を解き方も、リアル嘘つきゲームだからこそできる手段を使っていくのが、他の謎解き公演とも差別化をしているので、独特の面白さがある公演。
謎解きと異なる点
今回は「リアル嘘つきゲーム」、従来の謎解き公演と差別化をしているが故に、その仕様をスタッフの話は聞いて世界観を理解してから行動したほうがいい。
リアル嘘つきゲームは「ライアーゲーム」を元にしているので世界観を理解していないと成功するのは難しい。
理解していないために失敗するのは不完全燃焼で終わってしまうのでとても勿体ない。
また両公演とも「ライアーゲーム」に出てきそうなゲームが登場する。
これは駆け引きが非常に重要なので、純粋にこれを楽しむのも悪くない。
最後に
両公演とも仕様上スタッフがいつもの謎解き公演よりも大変そうな点と、ライアーゲームをモチーフにしつつ謎解きとして楽しめる公演になっているので、この形に落ち着くまで、相当な時間と労力を使ったことが想像できる。
いつもの謎解きと一味違う公演に参加したい方は是非とも次の再演があればそのときに楽しんでほしい。
これからもどうぞよろしく