古き良き名作の再来!?
コロナ渦の中で開演を発表した今作は、コロナ前から着々と準備していたらしい。
社長自らが作ったり力作に参加した感想を紹介。
概要
開催場所
アジトオブスクラップ札幌(10/18まで)
ナゾ・コンプレックス名古屋(10/18まで)
アジトオブスクラップ福岡天神(11/15まで)
(2020年9/28時点で終了都市除く)
プレイ時間
60分(説明解説込みで100分ほど)
プレイスタイル
脱出率が5%程とかつての難しさを彷彿させるホール型
人数
2〜4人
料金
3200~4100円etc(開催場所や参加日、まとめ買いなどで値段が変わる)
詳細は下の公式サイト参照
公式サイト
STORY
その巨大な工場は、
静かに街にたたずんでいました。
トンテンカンテン朝から晩までずっと
何かを作る音がしていますが
その工場に入った人も出てきた人も
誰も見たことがありませんでした。
ある人はいいました。
「あの工場はなにか国の兵器を作ってるんじゃないか」
またある人はいいました。
「なにかいかがわしいおもちゃをつくってるんじゃないか」
別のある人はいいました。
「アラブのお金持ちが趣味のロボットを作ってるんじゃないか」
いったい誰が何を作っているのでしょう?
ある日、その工場から一斉に、
街のいたるところにポスターが貼られました。
「招待状とんでもない謎が完成いたしました。ぜひとも遊びに来てください。
参加条件:謎解きが好きな方 びっくり謎工場長より」
無類の謎好きだったあなたは
そのポスターを見てすぐに工場へ向かって走りました。
胸がはずみ心が沸き立ちます。
どんな謎が待っているのでしょう!
しかし。 あなたはまだそのとき知らなかったのです。
まさかあんな驚きが、その工場で待っているとは……。
(公式HPより引用)
制作に掛けた意気込み
実はこの公演は社長自らが考案しており、コロナが蔓延する前から制作をしていた。
そのためコロナによって自粛ムードになった際は忸怩たる思いを前面に出していたが、それだけこの公演、そして謎解きに対する想いが強いことが窺い知れる。
謎解き公演は謎を制作した後にデバッグを行うのだが、一部工程を大幅に変更したようだ。
未参加の人がこの記事を読んでる場合、ネタバレ防止のため具体的な言及はしないが、これを読んでから参加する際、どのパートが変更になったのか参加しながら予想することも一風変わった楽しみになるだろう。
公演に参加して
私が参加した会場では成功率が4.4%と非常に難解な公演だった。
どのくらい難しいかと他の公演で例えると、毎年恒例となったコナンとのコラボ公演(2020年はコロナの影響で中止)の成功率が平均5%。
浅草や名古屋などにある「RED ROOM」が延長無しで約3%と昔ながらの謎解き公演と同じ成功率なことにびっくりした。
実際謎解きに挑戦すると、謎自体が難しく、スムーズに進ためのヒントカードが置いてあり、それを使っても最後の謎は解けないほどだった。
最後の謎に関しては今まで行われた謎解き公演と一線を画しており、解説時も騒然としたが、デバッグの段階でも騒然としたそうだ。
公演を終えて
最後の謎に15分ほど残して辿り着けたが、答えを導けずに失敗。
難解ではあったが、この手の謎は確かに気づけば解ける謎だったので、上手い謎の出し方だと悔しさと感心が織り交ざった妙な感情に浸れた。
ここ数年コラボ公演が多く行われてきた中、純粋に謎を楽しむことができる原点回帰の公演だった。
ただこの公演は初心者だけで参加するよりは経験者と参加したほうがより謎解きを楽しめるので、まだ参加してない人は人選にも気を配ったほうが良い。
コロナが蔓延している中で参加するのは躊躇する場合は、リモート公演もあるのでチェックしてほしい。
参加する際はコロナ対策をしっかり行って参加してほしい。
これからもどうぞよろしく