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ピカブイのオンライン対戦をした感想

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発売前からピカブイはウルトラサンムーン(以下USUM)の劣化環境でつまらないと言われ敬遠されているが、実際にオンライン対戦をして肌で感じてきた。

ピカブイ環境とは

今までのUSUMの環境と違い、使えるポケモンはカントー地方の151匹(アローラ版含む)とメルタン、メルメタルのみ。

特性や努力値は無く、道具を持たせることもできない。メガシンカは可)

更に技の選抜も入ったので、覚えられなくなった技が多く存在する。

一言で現すと赤緑や金銀版に近い技構成とバトルシステムと言えば、かつてのトレーナーにはわかりやすいのではないだろうか。

 

ピカブイ対戦とは

お互いのポケモン最大6匹を連れてのバトル。

6匹ずつの総当たり戦は最近(USUM環境)では取り扱っておらず、むしろ赤緑版や金銀版に近い環境と言えるだろう。

かつては通信ケーブルで繋がる相手としか戦えなかったが、今はネットを通じてオンライン対戦ができるので、海外のトレーナーと戦うこともできる。

戦う際には合言葉が必要になるが、「ピカチュウ×3」で見つかるのでご安心を。

⒈バトル形式

①シングルバトル

お互い1対1での6匹総当たり戦。

昔の通信対戦を再現した形。

②ダブルバトル

お互いのポケモンを2匹ずつ出して総当たり戦。

「いわなだれ」など一部の技が相手2体同時攻撃できたり、「なみのり」や「じしん」などの技が味方までも巻き込むので、シングルバトルより戦略性の深いものになっている。

⒉ルール

①制限無し

レベルや※覚醒値がそのまま反映され、育成に時間をかけたぶん強いポケモンが使えるが、相当な時間と労力が消費されるのので、今回は行なっていない。

※ゲーム内で手に入るアメ(ふしぎなアメを除く)を与えると各能力を最大200ずつ上昇させることができる。

②ノーマルルール

全てのポケモンがLv50、※覚醒値無しになるため、頭脳戦になる。

ガチ勢同士が当たると読み合いは必須で一つのミスが敗北に繋がることも。

 

共通

制限時間はトータル20分(1つのコマンドに1分半)。

制限時間で決着がつかない場合は以下のルールで勝敗が決まる。

①、残りポケモン数

②、①が同数の場合は残り総HPの割合。

③、②が同じ場合残り総HP量。

 

USUMにあった「レート値(成績を数値化したもの)」は無いため、ミュウツーやミュウ、メルメタルの使用が可能。

 

実際に対戦してみて

対戦相手の傾向

対戦して実感したのは中国を始めとした海外勢が多いこと。

日本人のトレーナーには発売前評判が高くなかったせいかあまり出会わなかった。

そしてトレーナーの多くは

ミュウツーミュウを手持ちに入れている。

特にミュウツーはメガシンカでただでさえ強い能力が更に強くなるため、かなりのトレーナーが使用している。

ミュウはストーリーの最初から連れていける点と、全ての技を覚えるため相手に読まれにくい点が使用率をあげているだろう。

 

ピカブイ対戦の醍醐味

今回はミュウツーやミュウ、メルメタルのいわゆるフリー対戦でないと使えないポケモンは、敢えて使わずに対戦してみた。

理由は単純明快でトレーナーとしての腕をあげたいから。

私の中でミュウツーは初心者が対戦環境で勝つために連れて行く認識なので、頼っていてはいつまで経っても強くなれないと思い、USUMのレート環境で使えるポケモンのみで腕を磨いている。

ピカブイで初めて対人対戦を行ったが、この環境は「ミュウツーがいるから無理」なんてことは無く、対策を手持ちポケモンに入れれば十分に勝算はある。

例えば、メガミュウツーYの「サイコキネシス」を相棒イーブイは1発耐えることができるのだ。

耐えた後に「びりびりエレキ」で麻痺にさせれば、すばやさが半減するため多くのポケモンが先手を打つことができる。

つまり反撃の隙は十分にあるということだ。

そう、立ち回り一つでミュウツーを倒すことは可能な環境になっている。

 

最後に

育成面に関わる努力値や道具を持たせられず特性も無いピカブイ環境は、シンプルだからこそトレーナーの駆け引きや立ち回りを求められると実際に対戦してみて実感した。

先の展開も考えながら戦うので、将棋と繋がるところはあると思う。

頭を使うことが好きな人は、かつて馴染みのあるポケモンを連れての対戦に挑んでみてはいかがだろうか。

育成についてはこちらを参考にしてほしい。

これからもどうぞよろしく