人狼ゲームを知らなくても楽しめる‼
元々はホール型の公演をルーム型にしたこの公演。
しかもここ数年は12月が近づくとクリスマスバージョンになるため、なんともオイシイ公演。
そんな公演に参加した感想を記載。
概要
開催場所
アジトオブスクラップ池袋
アジトオブスクラップ岡山(2020年1/14(金)〜2/26(日))
プレイ時間
60分(説明解説込で100分程)
プレイスタイル
謎や探索を駆使して団結して狼を探すルーム型
人数
最大10人
料金
一般:3,000円(前売券)、3,500円(当日券)
学生:2,500円(前売券)、3,000円(当日券)
グループチケット:28,000円(前売券のみ)
公式サイト
https://realdgame.jp/event/jinro.html
プロローグ
あなたはある村に迷い込んでしまう。
そこには「人狼」と呼ばれる魔物が住んでおり、夜な夜な村人を襲っているという。
人狼の脅威は確実にあなたのもとに迫っている。
無事に人狼を見つけ出し、危機的状況から脱出できるのか。
参加した感想
人狼ゲームは狼を見つけ出すゲームなのだが、あらゆる役職があるため覚えるまでが大変。
しかしこの公演は「狼を見つけだす」と言うことさえ知っていれば問題ない。
目的は人狼村から脱出することなので、謎解きさえできれば楽しむことができる。
私も人狼ゲームのルールを知らずに参加したが、ほとんどの人は人狼ゲームを知らなくて、謎解きも10人中8人が初心者だった。
脱出こそできないなかったが、それでも公演を楽しむことができたので、ルールを知らないからと距離を置く必要はないだろう。
ちなみにクリスマスバージョンだと人狼村がクリスマスカラーに染まっているため通常と違う雰囲気を楽しむことができる。
しかし用意されている謎は同じものなので、一度参加した人がもう一度クリスマスバージョンを楽しみたい場合はルーム型なので、参加したい回のグループチケットを購入して貸切にして楽しもう。
その際、同じ目的で楽しみたい人を集めれば金銭的な負担も減るが、みんなでクリスマスバージョンを楽しむことができる。
ただ人狼村の雰囲気を出すために薄暗くなっているので、暗闇がダメな人は参加を検討したほうがいいかも。
どうしても参加したい場合は事前に電話で確認するのもアリ。
謎の感想
人狼ゲームの要素はほとんど無いため、謎解きに集中できる。
序盤の謎はそこまで難しくないが、謎解きを経験していないと解きにくい謎も存在しているため、その1問で制限時間を失ってしまうことも。
初心者だらけだと謎解き独特の言い回しや解き方ができないため、そこで時間を失ってしまうのは勿体ない。
例えるなら、一見難しい計算も公式を使えばあっさり解けるあの感覚である。
謎解きに夢中になると忘れがちだが、今回の目的は人狼村から脱出することなので、この記事を読んでから参加したいと思った方はそのことを忘れないでおこう。
ただ先述した通り人狼村は薄暗いため、いつものルーム型より探索が難しい。
アイテムが見つからないせいで謎を解けない事態を防ぐために、視点を低くして探索したほうが見つかりやすいだろう。
視点を低くしたほうがいいと思った理由は、たまたま一緒になった中学生コンビが、探索で手に入るアイテムのほとんどを見つけてくれて、探索の際にしゃがんでいた私の実体験からである。
最後に
ルーム型だが、村をモチーフにしているので家や木々が多く、それが探索しづらい一因でもある。
しかしだからこそ、村をクリスマスムード一色に染めることもできる。
他の公演だと独自の世界観をだしているため、クリスマスカラーにすることは難しい。
SCRAPが手がけている公演の中で期間限定で姿を変える異例の公演。
ひょっとするとクリスマス以外のイベント(ハロウィンやイースターなど)も始まるかもしれないが、それはそれで面白そうな気もする。
しかし謎は全く変化していないので、本来の謎をとく楽しさはいつ参加しても味わえるので、好きな時に参加してこの公演を楽しんでほしい。
これからもどうぞよろしく