コナン史上シンプルだが難しい公演
コナンともコラボ公演も今作で7度目。
しかし今までの公演と比べると制作陣の新たな試みと工夫によって新鮮さがあった。
そんな公演に参加した感想を記載。
概要
開催場所
原宿、大阪など(詳細は公式サイトで)
プレイ時間
60分(説明解説込みで120分)
プレイスタイル
会場全体を使うホール型
人数
1〜最大6人
料金
※画像は公式HPより引用
公式サイト
プロローグ
※画像は公式HPより引用
通常編
公演の感想
コナンの映画「紺青の拳」のアフターストーリーみたいな展開だったが、映画を観てなくても楽しめるようになっている。
今まではコナンとともに脱出を試みていたが今回は逆。
コナンの目をかい潜りキッドと共闘するので、ストーリーに新鮮味があった。
また今回は時間による場面展開が多く、それによって謎の構成も変化したのが、今までに無いことだったので、かなり新鮮だった。
そのため時間経過もわかりやすくかったのは個人的には有り難かった。
リアル脱出ゲーム×名探偵コナンと言えば謎が解けないときのオチはアレだが、今回は……⁉︎
実際参加すれば分かるのでやってみよう。
謎の感想
先述したが、謎の形式も時間経過とともに大きく変化するので解いている側は飽きが来なかった。
これは初心者が途中で飽きないような工夫をしたのだろうか。
個人的には謎を解いているうちに時間が経っていたので、ある難問が解けなくて時間に追われて慌てるなんてことは無く最後の謎へ辿り着いた。
そして今までのコナンに比べると動線はシンプル。
シンプルだけど、意外と気づかないようになっているのは謎を作った制作陣はさすがだと思いました。
もう一つの真実編
公演の感想
この公演は通常会を参加している人限定。
ストーリーの展開が、参加している前提なので、先にこちらをやってしまわないように注意。
通常会がやっている間に裏でこんなことが……みたいな感じのストーリー。
通常会と同じ中で参加するので、そんなことがあったなぁと回想に浸るのもアリ。
同じ公演に参加するが内容が全く違うのはなかなか珍しいので、全く同じ謎を解くリピーター公演とも違う面白い体験ができた。
謎の感想
謎に関しては別の問題を解くので60分間頭をフル回転させて欲しい。
ストーリーの展開は同じだが、まるで違う公演。
むしろ通常会より難しいんじゃないかと思うくらいのクオリティだったので、謎を楽しみたい方はオススメ。
と言っても問題の得手不得手で感じる難易度は異なるため、あくまで個人的な感想に留めておく。
ただ動線は解説を聞いて通常会のほうが好みだなと感じた。
最後に
正直もう一つの真実編はムービーを作るためにお金が必要だから、それを節約しただけとあまり期待してなかったが、上手く通常編とストーリーを絡めていたので最後まで楽しむことができた。
今回の公演はかなりテンポを重視している印象を抱いた。
今までの公演は言ってしまうと60分間参加者のペースで謎を解いていたので差が現れてしまい、遅い人にとっては途中からスタッフのヒントが飛び交うなんてこともあるだろう。
テンポを良くすることで、初心者の人でも謎解きを愉しめるように工夫を施し、謎クラの場合は状況を確認したり情報共有をする時間を確保できるため、このスタイルの謎解きは個人的にはアリだと思う。
詳しく話すと謎構成のネタバレに繋がるため、知りたい方はぜひ参加して謎解き公演を楽しんでこよう。
これからもどうぞよろしく