探索力が求められる周遊謎
今回は中野を舞台とした地域密着型の周遊謎に参加。
コラボ謎では無いため、細かい設定を覚える必要も無く新宿から近いので、気軽に参加できるこの公演の魅力や感想を記載。
概要
開催場所
中野ブロードウェイ周辺
プレイ時間
約3時間
プレイスタイル
歩く距離が長い周遊型
人数
1人〜
料金
1,650円(税込)
公式サイト
https://mystery-cats.com/event/nakano.html
プロローグ
舞台は江戸時代の中野。
八代将軍吉宗によって沢山の桃の木が植えられ、そんな立派な桃の木のそばにおじいさんと一緒に暮らしていた。
おじいさんが近寄るとなぜか桃の木は元気になるため、ずっと不思議に思っていたが、そんなおじいさんも亡くなって早1年。
ある日おじいさんが書いた日記を発見、そこに書かれていたこととは……。
参加した感想
今回の舞台は新宿から近い中野。
地元中野のことを知ってもらうコンセプトで作られた謎なので、ストーリーも中野を舞台にしたオリジナルで、ホームページにはかわいらしいネコのオリジナルキャラクターがいる。
ストーリー設定もシンプルなので気軽に参加しやすい。
中野ブロードウェイは商店街ながら室内のため雨風をしのげるが、今回の周遊は歩く距離が長いので、これを念頭において参加することをオススメする。
謎の感想
ここ数年謎解き人口が増えてきた影響や地域活性化の目的も兼ねて、初心者でも楽しめるように工夫が施されている。
大抵の謎解き公演では最後の謎を難しくするが、この公演に関して言うと個人的にはそこまで難しくないので、初心者でも最後まで謎解きを楽しむことができるだろう。
しかしその分探索が難しくなっている印象を受けた。
探索はこのような周遊型やルーム型の謎解きでないと経験を積めないため、その経験値差ゆえかもしれないが、モノを探すことは日常生活でもよくあることなので、初心者でも楽しめると思う。
最後に
歩く距離は長いものの、坂はほとんど気にならなかった。
日によっては目印のお店が閉まっていて目立たない場合もあるので、気をつけよう。
中野ブロードウェイはちょっとした飲食店もあるので、小休止しながら街を楽しむのも周遊謎の醍醐味。
駅から近いため色々なジャンルのお店が立ち並んでいるので、色んな人がいる。
ありのままに起こったことを記載すると、一緒に謎解きをしていた女性が太った初老の男にブロードウェイ内で後をつけられるアクシデントに見舞われてしまった。
たまたま謎解きキットの販売場所である下りエスカレーターを降りて左手にある衣類店のおばさんが、暑いからと塩あめをくれる気さくな方だったので、事情を説明して一時的に匿うことができたので事なきを得た。
こういったことは場所を問わないため気をつけないといけないことと、いきなりの申し出を快諾してくれた人情の温かさに触れたいつも違う周遊謎だった。
これからもどうぞよろしく