12年ぶりの据え置き型ゲーム機での発売
元々は据え置き型ゲーム機で販売していたファイアーエムブレムシリーズだったが、近年は携帯ゲーム機での販売が多く、手軽に楽しめる内容となっていた。
今作はニンテンドースイッチでの販売なので、「トラキア776」や「蒼炎の軌跡」「暁の女神」くらいの難易度になるのか。
そんなゲーム難易度について予想してみた。
ソフト概要
発売日
2019年7月26日(金)
対応機種
ニンテンドースイッチ
ゲームジャンル
育成シュミレーションRPG
価格
通常盤 6,980円+税
フォドラコレクション盤 9,980円+税
公式ホームページ
https://www.nintendo.co.jp/switch/anvya/pc/index.html
難易度について
ノーマルとハード
難易度のベースとなるこの2つを比較してみよう。
ノーマルは初中級者向けになっている。
序盤はシュミレーションに慣れるため低めの難易度になっているが、据え置き型の敵のAIにもよっては話も変わってくる。
「蒼炎の軌跡」では回復アイテムがあると離れて回復したり、そのアイテムを受け取ってまた回復したりするので据え置き型の今作も油断できないだろう。
とはいえ所詮ノーマル。
敵の強さもその数もたかが知れているので、教え子たちをしっかり育てていれば問題ないだろう。
ハードは上級者向け。
据え置き型の水準ではAIも賢く嫌らしい攻撃をしてくるようになる。
また敵の数や強さ、量と質も良くなってくるので育成面も適当だとクリアが難しくなってしまうので注意。
ちょっとした不注意や運の無さで味方が敵に倒されてしまうこともあるので慎重にことを運びたい。
またハードをクリアすると更に上の難易度「ルナティック」で遊ぶことができる。
序盤から敵の数が多く、能力も高い。
はっきり言って2周目だからできる育成方法を駆使しないとクリアは難しいと言っても過言ではないだろう。
それだけやりがいのある難しさである。
発売同時に経験値やお金を稼げるマップは無さそうなので、自身の頭脳を駆使してクリアしてほしい。
カジュアルとクラシック
カジュアルは「覚醒」から実装されたシステム。
もし味方が敵に倒されても次のマップで復活できる。
これによって1桁%の確率が発動して倒れてしまうことが多々あるので、涙を飲んでリセットする必要が無くなったのはありがたい。
どうせ次のマップで復帰するのでゴリ押しなどの無茶なプレイングも可能なのはありがたい。
一方クラシックは倒れてしまった仲間は二度と戻ってこない。
戦場での戦いなので、倒される=死。
つまり一手一手を慎重に進める緊張感のあるプレイが楽しめる。
しかし不運やプレイミス(プレミ)で倒されてしまい泣く泣くリセットすることも多いので煩わしく思うことも。
天刻の拍動
「Echoes」から実装されたシステム。
一手単位で巻き戻せるため、不運やプレミで倒れてしまっても巻き戻しで無かったことにできるので、クラシックでもかなりプレイしやすくなっただろう。
「Echoes」の際は1マップで使える回数に制限があったので、今作もゴリ押すことはできないだろう。
実はレベルアップのリセットマラソン(リセマラ)をするときにも役立つ代物。
ファイアーエムブレムのレベルアップは乱数によって決定するため、上昇にムラが出る。
ひどい時には全く上がらない時もあるので、「Echoes」をプレイした際にはリセマラの用途でお世話になった。
今回も乱数による成長なら上手く活用したい。
最後に
カジュアルモードや天刻の拍動と近年導入されたシステムのお陰でプレイしやすくなっているが、やはり緊張感のあるプレイが醍醐味のゲーム。
キャラ設定がしっかりしているので、ストーリーやゲーム難易度のクオリティにも期待したい。
ハードクリア後に遊べる「ルナティック」だが、「覚醒」のみ更に難しい「ルナティック+」が存在した。
今作は12年ぶりの据え置き型ゲーム機での発売なので、どこまで難しいか楽しみである。
これからもどうぞよろしく