どの学級の教師になるかで未来が大きく変わる
すでにどのクラスの先生になるか決めている方も多いだろう。
しかしまだ決めかねている方も少なくないだろう。
そこで今回は各クラスの人物像を用意、そこからわかる人間関係や人柄を最初の教師となるクラスを決める上で参考にしてほしい。
ソフト概要
発売日
2019年7月26日(金)
対応機種
ニンテンドースイッチ
ゲームジャンル
育成シュミレーションRPG
価格
通常盤 6,980円+税
フォドラコレクション盤 9,980円+税
公式ホームページ
https://www.nintendo.co.jp/switch/anvya/pc/index.html
始めに
今作ではシリーズ初のフルネームを採用している。
貴族のキャラにはミドルネームがあるためわかりやすくなっている。
また五等爵(上から公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵)もあり、より中世のイメージが強くなったか。
因みに平民にもファミリーネームがある。
黒鷲の学級
フルネーム
左上から右へ
エーデルガルト=フォン=フレスベルグ
ヒューベルト=フォン=ベストラ
ドロテア=アールノルト
フェルディナント=フォン=エーギル
ベルナデッタ=フォン=ヴァーリ
カスパル=フォン=ベルグリーズ
ペトラ=マクネマリー
リンハルト=フォン=へヴリング
の8人。
フルネームを見てすぐ気づいたかと思うが、貴族は全員ミドルネームに「フォン」が着いている。
恐らく千年以上の歴史を持つ国が生んだ文化なのだろう。
因みにドロテアは平民の出身で、ペトラはアドラステア帝国の西方に位置するブリキッド諸島の出身なので、ミドルネームは無い。
貴族の格式
フェルディナントは公爵家、帝国の宰相を歴任している家系。
ヒューベルトも侯爵家で、従者を務めているところから貴族の中でも格式が高いことが想像できる。
ベルナデッタ、カスパル、リンハルトは伯爵家の影響なのか、貴族としての使命感や誇りよりも自身の意志で士官学校にいる感じ。
そのためかカスパルとリンハルトは性格は反対だが、仲が良い。
貴族で無い2人
ドロテアは帝国唯一の平民出身、歌劇団に入れるほどの容姿と才能、努力をしてきている分、掘り下げると色々闇が出てきそうな雰囲気。
ペトラは帝国とブリギット諸島の関係を築くための存在で悪い言い方をすると人権が保証された人質。
諸島で何かしでかしたらペトラの命が、逆にペトラがしでかしたら諸島を滅ぼす、といった盟約のもときているのだろう。
青獅子の学級
フルネーム
左上から右へ
ディミトリ=アレクサンドル=ブレーダッド
ドゥドゥー=モリナロ
フェリクス=ユーゴ=フラルダリウス
メルセデス=フォン=アルトリッツ
アッシュ=デュラン
アネット=ファンティー=ドミニク
シルヴァン=ジョゼ=ゴーティエ
イングリット=ブランドル=ガラテア
の8人。
ファーガス神聖王国ではミドルネームを統一する文化が無いためバラバラである。
貴族4人の絆
ディミトリ、フェリクス、シルヴァン、イングリットは幼馴染の関係。
次期国王のディミトリと公爵家のフェリクス、そして辺境伯のシルヴァンと伯爵家のイングリットと貴族の格式に差がある中でこの関係を築けたのは、アドラステア帝国の貴族と違い格式を重んじていない可能性がある。
でなければ、伯爵家の娘が後者家の嫡子を本人の前でけなすことは到底出来ないからだ。
王国魔道学校出身の2人
メルセデスとアネットはお互いを「メーチェ」「アン」と呼び合うほどに仲が良い。
メルセデスは元々アドラステア帝国の貴族だったが、今は王国の平民として暮らしている。
ミドルネームが「フォン」なのはそのため。
これだけでなかなかの人生を生きていると想像できるキャラもそういない。
そんなメルセデスと仲の良いアネットの人柄も想像できる。
アネットは男爵家の姪なので、生い立ちを負い目に思いたくなかったのかもしれない。
平民の2人
ドゥドゥーは平民ながらにディミトリの従者を務めている。
命を賭してまで守り抜く恩義を感じており、ディミトリの人柄がここでも伺える。
左耳につけている大きなアクセサリも気になる。
アッシュは元々平民だったが、ロナート卿に養子になったため士官学校に入れた。
なぜ平民の彼が養子になれた経緯は興味がある。
金鹿の学級
フルネーム
左上から右へ
クロード=フォン=リーガン
ローレンツ=ヘルマン=グロスタール
ヒルダ=ヴァレンティン=ゴリネル
ラファエル=キルステン
リシテア=フォン=コーデリア
イグナーツ=ヴィクター
マリアンヌ=フォン=エドマンド
レオニー=ピネッリ
の8人。
5人の貴族のうちクロード、リシテア、マリアンヌの3人が元々アドラステア帝国の貴族の家系だったことはミドルネームから想像できる。
どのような経緯でそれぞれの家はレスター諸侯同盟にいるのかその経緯はゲームで掘り下げて欲しいところ。
貴族の格式
有力貴族が集まって構成されているため、他の学級と違い仲が良い生徒はいないようだ。
クロードの家柄は元はアドラステア帝国の家柄。
それがトップに立てるのは相当大きな家柄かつ帝国に寝返ることは無い理由があるから。
そんな環境で生きるためには猜疑心は必要になるだろう。
ヒルダは公爵家の1人娘であの容姿、家督を引き継ぐ必要も無く父や兄に甘やかされ、一見何不自由なさそう。
マリアンヌは辺境伯、ローレンツとリシデアは伯爵家の出身。
ローレンツがファーガス王国の魔道学校へ通っていた経歴を持つため、青獅子の学級のメルセデスやアネットと面識がある模様。
平民の3人
ラファエル、イグナーツは商家の息子でレオニーは漁師の娘。
元々有力貴族の集まりなので、自身の暮らしが充実するために生きている感じ。
ラファエルは両親を不慮の事故で亡くしており、イグナーツは騎士とは別にやりたいことがある。
レオニーは村に借金をして士官学校へ入っている。
最後に
各学級の生徒1人1人にここまで深い人物設定が施されているのは他のゲームでもなかなか見ない。
また食べ物の好みや、生徒たちのエピソードを掘り下げた外伝もあり、ストーリーだけでなく士官学校編と戦争編の両方を通して生徒たちがどのように生きていくのか、その人間像にも注目したい。
これからもどうぞよろしく